夢、人生、外科医
農家の子で15軒しか家がない過疎集落に育ち(小学校の同級生は5人、最寄り駅車で30分、最寄りコンビニまで車で40分)、勉強の仕方もわからず現役では医学部を受験すらできずに私立の工学部に進学。しかし夢が諦められず3回生の終わりに退学し再度勉強を開始。21歳の時でした。自分の将来を考えたときに「40歳、50歳になった時に通勤電車に揺られながら疲れて仕事から帰宅する人生はいやだ」「やはり外科医になりたい」。「一度しかない人生は好きな仕事をして過ごしたい」と思い勉強を再開。3年のブランクがあり簡単な公式も忘れており、最初のテストは予備校の医学部コース(河合塾大阪校)200人中192位でした。そこからファミマでバイトもしながら1日15-16時間の勉強で半年後には医学部コース200人中1位(全国200位くらい)を獲得できました。最後は8位/200人に落ちましたが、この時に「田舎者でもやれば報われる」と思いました。センター試験では大失敗(643点/800点満点)して予備校のチューターからは「このセンターの点数では国公立の医学部は無理」と言われましたが模試で医学部クラス1位を獲得した自信から2次試験で逆転できると信じて受験しました。今、どんなに忙しくても、つらいことがあっても21歳の時に人生をやり直した時のことを思いだして、すべてに感謝して毎日を過ごしています。人生をやり直した21歳の時に夢描いていた48歳になれただろうか。なれたと思う。あとは人に尽くす人生を送ろう。自分が高級料亭に行くお金があったら美容メニューを安くしよう。梅田・三宮に遊びに行く時間があったら手術書を読もう。美容メニューの料金を上げるくらいなら自分の生活を質素にしなさい。車を売りなさい。そのお金で美容メニューの料金を下げなさい。芯を持ちなさい。それで破産したらそれでいいじゃない。それも人生じゃない。「人」のことばかり気にせず芯を持ちなさい。YOU !
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