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1型糖尿病の方は生涯インスリンが必要です。膵臓移植するとインスリンから解放されます。休日に突然大学から脳死移植がでた、と連絡があります。休日の予定を切り上げてすぐ大学病院にもどり臓器摘出の準備に取り掛かります。飛行機の手配をして脳死が出た病院へ向かいます。そこで全国から集合した移植外科医たちとmeetingをします。臓器摘出手術は夜中から始まり朝方終了します。肝臓チームによりクロスクランプし肝臓、膵臓と順次各臓器を摘出します、朝になると施設ごとに臓器を持ってそれぞれ飛行機/新幹線で大学病院にもどり移植手術が始まります。膵臓は右下腹部に移植することが多いです。iliacに動脈、静脈を吻合し12時間の手術が終了すると術後管理が始まります。拒絶反応などないか、移植臓器の血流は問題ないか目が離せません。12時間ごとにエコーで臓器血流を監視します。